エステ脱毛と医療脱毛の違いについて

エステ脱毛と医療脱毛の違い

エステサロンと医療機関クリニックの脱毛の違い

レーザー脱毛は医療行為ですので、医師免許を取得した医師や、その管理下で看護師のみが使用できます。脱毛エステサロンなどの非医療機関はもちろん使用できません。

エステサロンではIPL脱毛と呼ばれる方式を使っての脱毛を行っています。「光脱毛」や「フラッシュ脱毛」等、場所により様々な呼ばれ方をしていますが、結論から言えば、IPL脱毛と同じ事です。

脱毛サロン主流のIPLは、医療用レーザー脱毛に比べてレーザーの出力が弱い為、医療用に比べて脱毛効果もかなり低くなってしまいます。その為、医療用レーザーを知るまでの間、脱毛サロンに通われたかたも沢山いらっしゃると思いますが、なんども施術するために足を運ばれたこととおもわれます。 IPLの中には違法改造等で強いレーザーを出力出来るものもありますが、エステサロンでは強い出力での治療を行えません。なぜなら2000年頃に、脱毛エステサロンによる火傷などさまざまなトラブルが増え、厚生労働省から脱毛=医療行為という通達が出されているからです。

その理由は万が一、火傷等の肌の重大なトラブルが起こった場合、エステサロンではすぐさま治療もできませんし、抗生物質やステロイド剤等を処方する事が出来ないからです。

上記のような事から、しっかりとした脱毛効果が欲しい場合や、もし、何かトラブルが起きた場合の事を考えると、医療機関での医療脱毛を選択すべきかも知れません。

医療用レーザーとIPLの比較

    医療機関 エステサロン
方式 医療用レーザー脱毛 IPL 脱毛
痛み 少し痛い
(輪ゴムで弾かれたくらい)
ほとんど痛みはない
時間 両ワキ10分程度 両ワキ10分程度
効果 きちんとした出力でレーザーを照射すれば、永久脱毛効果が出る。 レーザーの出力が弱いので、医療用レーザーに比べると脱毛効果はかなり期待出来ない。
安全性 高い 高い(不正改造脱毛機器を除く)